
自分の判断で行う裁量トレードに対して、定められたルールに則って自動的に売買してくれる「FX自動売買(システムトレード)」。
ここでは初心者でも簡単に、しかも無料で利用することができるFX自動売買サービスを紹介します。
無料で使えるFX自動売買サービス
特別なソフトや専用パソコンを用意する必要なく、FX自動売買が無料で利用できるサービスが、FX各社から提供されています。
これを利用することで、私たちが寝ている間も46時中、投資のプロが考案したFXトレードを自動で行なってくれます。
WEBから運用成績を見て、好きな自動売買プログラムをポチッと選ぶだけなので、初心者の方も入りやすく、少額から始められるハードルの低さも特徴です。
MT4(メタトレーダー)と比べると

世界で最も多く使われているFX自動売買ツールと言えば「メタトレーダー(MT4)」です。
しかし、メタトレーダーでFX自動売買を行うには、それを24時間動かしておくパソコン、その上で動く自動売買プログラムの購入が必要など、初心者にはハードルが高いのも事実。
ここで紹介する無料のFX自動売買サービスとメタトレーダーとを簡単に比較すると、それぞれ次のようなメリット・デメリットがあります。
| FX自動売買サービス | メタトレーダー |
|---|---|
| プログラムはサーバー上で稼働しており、WEBから指示を出すだけなので、専用パソコンは不要。 | 24時間プログラムを動かしておくパソコンが必要。 |
| 自動売買プログラムが無料で使える。中には大手EA販売サイトの人気EAも。 | 自動売買プログラムは基本的に買い取りで1本3万円〜などと高価。 |
| WEBから動かしたい自動売買プログラムを選んでクリックするだけと、操作は簡単。 | インストールや設定など、ある程度パソコンの知識が必要。 |
| サービス利用料が無料の代わりに、スプレッドが多少不利な設定。 | 好きなFX会社が利用できるので、スプレッドなどが有利。 |
| 自動売買プログラムの数はサービスにより、数百種類〜多い所だと8000種類を超える中から選べる。 | 世界で最も多く使われているツールなので、自動売買プログラムの数が豊富。 |
初心者は手軽に始めるところから
上記比較表より、やはり、そのハードルの低さ、手軽さから、初心者の方はまずはFX自動売買サービスから始めることをオススメします。
しばらくして慣れて、より大きな資金を運用するようになれば、メタトレーダーに移る。というのが良いかと思います。私も実際そうでした。
ちなみに、メタトレーダーを使ってFX自動売買を始めるには、どんな準備が必要なのか?こちらのページに纏めているので参考にしてみて下さい。
主要なFX自動売買サービス
無料で利用できる国内のFX自動売買サービスから、口座数などをもとに人気のサービスを紹介します。
トライオートFX(インヴァスト證券)
「データ主義。実績のあるプログラムをカタログから選ぶ」
「トライオートFX」は、あらかじめ用意された自動売買の「プログラム」を選んで運用するスタイルです。
仕組み(セレクト機能)
過去の運用成績がランキング形式で公開されています。「収益率が高いもの」や「リスク(ドローダウン)が低いもの」など、自分の好みに合ったプログラムをショッピングサイトで選ぶような感覚で選べます。
ここが初心者向け
「認定クリエイター」や有名ブロガーが作成した設定も選べるため、最初からプロ級の設定で始められます。また、将来的に「自分専用の注文を作りたい」と思った時のカスタマイズ性も一番高いです。
注意点
手数料として「スプレッド」の他に、取引数量に応じた「外付け手数料」が発生する場合があります。
みんなのシストレ(トレイダーズ証券)
「SNS感覚。調子の良いトレーダーをフォローする」
「みんなのシストレ」は、「ミラートレード」と呼ばれる仕組みを採用しています。

仕組み(コピー注文)
トレイダーズ証券の「みんなのFX」で実際に取引しているリアルの人間(プロや凄腕トレーダー)や、システムプログラムが「セレクター」として登録されています。ユーザーは、その中から優秀な人を選んで「フォロー」するだけで、自分の口座にその人の注文が反映されます。
ここが初心者向け
「この人は今これくらい稼いでいる」という収益合計が明確で、難しいチャート分析を一切必要としません。スマホアプリの操作性が非常に良く、スキマ時間に「人を選ぶ」だけで運用が完結します。
注意点
選んだトレーダーが急に不調に陥ることもあります。「どのトレーダーが今の相場に合っているか」を定期的に見直す必要があります。
トラリピ(マネースクエア)
「戦略重視。相場の範囲を予想して網を張る」
トラリピは「トラップ・リピート・イフダン」の略で、「マネースクエア 」がリピート系注文の元祖です。
仕組み(レンジ運用)
「この通貨は、しばらくはこの価格帯(レンジ)の中で上下するだろう」と予想し、その範囲に細かく注文を並べます。価格が下がったら買い、上がったら売るという動作を機械的に繰り返します。
ここが初心者向け
「相場が上がるか下がるか」を当てるのではなく、「この範囲なら動くだろう」という面で捉えるため、精神的な負担が少ないのが特徴です。また、公式サイトの教育コンテンツ(動画やセミナー)が非常に手厚く、資産運用としてのFXを基礎から学べます。
注意点
設定した範囲(レンジ)を大きく外れると、含み損が急増したり、利益が出なくなったりします。あらかじめ余裕を持った資金計画が不可欠です。
”資産運用としてのFX”という謳い文句に共感して、私がFXをはじめたキッカケになったのもこのトラリピです。

