MT4 EAを購入する際の注意点と、おすすめEA販売サイトの紹介

システムトレードロボット

MT4の環境が整ったら、次はいよいよ自動売買プログラム「EA(Expert Advisor)」探し。

ここでは、EAの主な種類と、EAを購入する際の注意点、EAを無料で入手できるサイト、おすすめのEA販売サイトを紹介します。

EAの種類(トレードスタイル・戦略)

まずは、EAの主な種類(トレードスタイル・戦略)を紹介します。

スキャルピング

スキャルピングとは、数分から長くても数十分で売買を繰り返して、薄い利益でも回数を多くして大きな利益にするトレードスタイル。

私もこのタイプのEAをメインに据えており、次のEAを稼働させています。

スイングトレード

スイングトレードとは、ポジションを数日〜と比較的長時間保有するトレードスタイル。

レンジ相場などでは燻りがちですが、トレンドを捉えることができれば、大きな利益を狙うことができます。

ナンピン・マーチンゲール

エントリーに対して相場が逆行した場合、更にポジションを買い増して、平均建値を下げるトレードスタイル。(ナンピン)

マーチンゲールの場合は、買い増すポジションを2倍、3倍と増やすことで、ナンピンの効果を加速させます。

これにより、負ける確率は大きく下がり、普段の収益性は圧倒的に高くなります。一方で、相場の逆行が止まらない場合、損失は倍増していくリスクがあるため、資金管理には注意が必要です。

私もこのタイプのEAをいくつか稼働させていましたが、米国雇用統計などの相場が急変するタイミングは避けることで、リスクを抑えるように注意していました。

IFD注文方式(トラリピ)

IFD注文(イフダン/If Done)とは、エントリー注文と決済注文を一度に出す注文方法です。

一定の間隔でIFD注文を出し(トラップトレード)、それにリピート機能を付けたものが「トラリピ(トラップリピートイフダン)」です。

マネースクエアのトラリピ

MT4 EAでもトラリピ同様の動きができるモノもあり、私も過去に運用していました。

EAを購入する際の注意点

次に、EAを購入する際の注意点をいくつか紹介します。

過去検証データ(バックデータ)は簡単に信用してはいけない

ネット上では、無料のものから有料のものまで、数多くのEAを購入・ダウンロードできるところがあります。

そういったページの大半では、めちゃめちゃ儲かります!というような誇張表現の広告と共に、その証拠として、以下のような画像データが貼り付けてあります。

過去検証データは鵜呑みにしてはいけない

これは、MT4の機能を使って、過去データをもとに検証した結果(運用成績)で、MT4で自動生成されるものです。

一見すると、右肩上がりで儲かる素晴らしいEAだ!と思うかもしれませんが、要注意。

というのも、過去データはあくまで過去データ。既にあるデータに合わせてEAを最適化しているだけの可能性もあるからです。

極端なことを言えば、過去検証期間中の負けトレードを何らかのルールを加えることで、全て逆に取引して利益に変えてしまう。なんてことも可能です。

なので、過去検証データは参考程度に留めておき、今現在の取り引き結果であるフォワードテストの結果を見る必要があります。

フォワードテストは損益だけでなく、含み損にも注目

大手EA販売サイトでは、各EAのフォワードテストを開示しています。

「AirForcePlus_AUEU」の運用成績

バックデータのように誤魔化すことができないので、信頼できる情報です。

しかし、ここでも注意点があります。

それは、ほとんどのEA販売サイトでは、確定損益の情報しか開示されていないこと。

例えば、「トラリピ」のように「含みありき」で「プラス決済のみ」なEAなんかは、「損益」表示だけだと右肩上がりで儲かるようにしか見えません。

でも、実際は「含み」を抱えてるわけなので、「損益」は増えてても「有効残高」は減ってたりします。

例えば、この運用成績は「AirForcePlus_EUAU」のものですが、EA販売サイトの運用成績を見ると右肩上がりに見えます。

「AirForcePlus_AUEU」の運用成績

そして、これが私が運用している「AirForcePlus_EUAU」の運用成績。

損益は右肩上がりなのですが、同時に含み損も増えて有効残高が減っていることがわかります。

「AirForcePlus_AUEU」の運用成績

なので、損益だけでなく含み損も併せ、実際どのように推移するのかを見極める必要があります。

できればデモ口座よりリアル口座の実績を見る

尚、フォワードテストの中身は、デモ口座で運用しているものがほとんどです。

デモ口座は取引を体験するための仮想口座で、実際のお金は動きません。そのため、EAを売ることだけを考えて、リスクが考慮されていないナンピン・マーチンゲールのようなロジックや、ストップロスを設定しないなど)EAが散見されるのも現実です。

そんな中、リアル口座の実績をフォワードテストとして掲載しているのが「LET’S REAL(レッツリアル)」というEA販売サイト。

リアル口座では実際に自分のお金が動くので、このようなリスクの高いEAを動かすはずがありません。リアル口座の実績を原則にしているEA販売サイトでは、ハイリスク・ハイリターンのEAを避けることができます。

また、「Myfxbook」のようなMT4の情報分析サービスで、運用しているEAのパフォーマンスを公開している個人トレーダーもおられます。

このような情報と併せて、購入しようとしているEAがどのようなものなのか、慎重に検討することが大切です。

当サイトでは透明性高い情報提供を心掛け、運用環境(FX業者、運用資金、パラメータ設定)を全て掲載、本番口座での運用成績をmyfxbookで全て公開していますので、EA購入の際には参考にしてみて下さい。

EA(Expert Advisor)を入手できるサイト

EAは、一般的にはインターネット上のサイトでダウンロードすることになります。

無料EAがダウンロードできるサイト

インターネット上には、EAを無料で提供しているサイトがあります。

有名なところは英語サイトになるのですが、いくつか紹介しておきます。

注意
但し、無料で配布されているEAで、永続的に優秀な成績を上げ続けているものは見つからない、と思っておいた方が良いです。なぜなら、本当に優秀なEAを無料で配布する理由がないから。そのため、あくまでも自動売買の学習用程度に考えておいて下さい。

Forex Factory

有名なEAに関するフォーラムサイト。(英語)

ユーザー登録すれば、掲示板にコメントを残したり、EAのダウンロードができるようになります。

MQL4 Codebase

MT4を開発・提供している「MetaQuotes Software社」が運営しているサイト。

MetaQuotes社の正式なサイトということもあり、より専門的なプログラマーが集まっている印象です。

EAのプラグラミングについてはもちろん、インジケーター類や補助的な動作をさせるプログラミングについても専門的なソースコードを公開しており、プログラマーにとっても重宝するサイトです。

フォワードテストを公開しているオススメEA販売サイト

私が実際にリアルマネーで運用しているモノは、全てこのEA販売サイトで購入したEAを利用しています。

GogoJungle(ゴゴジャン)

GogoJungle」は、FXに特化したソーシャルネットECサービス。

MEMO
2018年2月、fx-on.comからGogoJungle(ゴゴジャン)へリニューアルされました。

優秀なシステム開発者が作ったシステムトレード、優秀な投資家作成の書籍、レポート、セミナー等、FX投資に関するあらゆる情報を購入・利用することができます。

GogoJungleのサイト

販売されているEAは、GogoJungle自身で登録したフォワードテストも公開されているので、実際のパフォーマンスを確認することができます。

また、各EAの紹介ページには、掲示板のようなコミュニティスペースがあり、そこではEA開発者とやり取りもできます。利用者の率直な意見も多数書き込まれているので、EAの良い所だけでなく悪いところもわかり、購入時の参考情報として大変重宝しています。

MEMO
ブログやWebサイトを持っている方なら、自己アフィリエイトで安くEAを購入することが可能です。(参考記事

LET’S REAL(レッツリアル)

リアル実績のEAを増やすことをミッションに掲げるEA販売サイト「LET’S REAL(レッツリアル)」。

EA販売サイト「LET'S REAL(レッツリアル)」

販売されているEAは全て、出品者自身(またはレッツリアル)がリアル口座で運用しているものをフォワードテストとして公開しています。

実際のお金が動かないデモ口座のフォワードテストとは異なり、売ることだけを目的にしたリスク度外視のEAは淘汰されるため、実際に良いものだけが残ります。

また、会員登録(無料)すると、EA作成ツールも無料で利用することができるのも嬉しいポイント。

システムトレードのテラス

FXだけでなく、株式、日経225のトレードシステム、売買シグナルが購入できる「システムトレードのテラス」。

販売されているEAは、テラス自身で登録したフォワードテストも公開されているので、実際のパフォーマンスを確認することができます。

システムトレードのテラス

販売されているEAは、純利益率や検証期間などから検索することもできます。

また、購入後にわからないことがあった場合にも、メールで質問するとすぐに返信が貰えて解決したこともあり、安心して利用できるサイトです。

有料で販売されているEAも無料で使い放題のサービス

他のEA販売サイトで有料で売られているEAでも、無料で利用できるサービスもあります。

TRADERS-pro(トレイダーズプロ)

TRADERS-pro【トレプロ】

サイトに掲載されているMT4のEAが全て、無料で使い放題のサイト。

利用条件は、TRADERS-proのサイト経由でFX口座開設し、その口座でEAを稼働させること。

2017年3月1日オープンとまだ新しいサイトですが、GogoJungleでも大人気WhiteBearシリーズ開発者さんの新作なども登録されており、要注目のサイトです。

EA(Expert Advisor)を自分で作る

また、ある程度のプログラミングスキルがあれば、自分でEAを作ることも可能です。

MT4のEAは「MQL4」というプログラミング言語で書かれており、C言語に近いのでその経験があれば簡単と言われています。

参考書籍もたくさん発売されているので興味ある方はどうぞ。ちなみに、↓の本がバイブルだそうです。

また、EAのソースコードを使って、EAプログラミングを学習できる教材(オンラインセミナー)もあります。実際に利益の出せるEAのロジックを理解することで、実践的なスキルが身につけられると思います。

プログラミング不要でEAを作る

無料で使えるEA作成ツール

EA販売サイト「LET’S REAL(レッツリアル)」に会員登録すると、無料でEA作成ツールを利用することができます。

尚、このツールで作ったEAの著作権は利用者にあるため、自由に販売することもできます。(同社のサイトで出品販売も可能。)

EAつくーる

プログラミング不要でEAを開発することができるソフトも販売されています。

インジケーターを組み合わせることでEAを作ることができ、生成されたEAのソースには、プログラムが何の処理をしているのか?の記載もあるため、学習効果も期待できます。

ちなみに、このソフトで作ったEAの著作権はソフト購入者にあるため、開発したEAを販売することもOKだそうです。

EAを作ってもらう

自分でプログラミングできないという人には、先述のEA販売サイト「GogoJungle」で、製作依頼を出すこともできます。

ここで製作依頼を出すと、GogoJungleでEA販売されている実績ある開発者から相見積もりをとることができ、その中から好きな開発者に依頼するという流れになります。