MacでもMT4が使いたい。
Windows環境での利用が基本となっているMT4ですが、Macでも利用する方法を紹介します。
うちでは「Parallels Desktop」を導入して環境を構築したので、どんな感じなのか参考にどうぞ。
MacでMT4を動かすには
MT4を動かすには、基本的にはWindows環境が必要です。
Macでそれを実現するには、次の方法があります。
VPSを借りてリモートデスクトップを使う
Windows環境が使えるレンタルサーバーを借りて、Macからリモート接続で使う方法。
外部のデータセンターにあるサーバーを使うので停電などの心配がなく、FX自動売買のように24時間稼働させておくのに最適。
但し、月々2,500円程度のサーバー代が発生します。
私も自動売買用に1台借りています。
Boot Camp
Mac PCにWindowsをインストールして使う方法。
MacとWindowsの同時利用はできず、Windowsに切替えるのにPCを再起動しないといけません。
仮想化ソフトウェアを使う
Macに仮想化ソフトウェアをインストールし、Mac上でWindowsを動かせるようにする方法。
Boot Campと違い、PCを再起動しなくても、MacとWindowsの同時利用が可能。
いくつかソフトはあるのですが、中でも特に有名なのは「Parallels Desktop(パラレルス・デスクトップ)」。
Web版のMT4を使う
もっと簡単に、MT4のマニュアル取引さえできればいい、という場合は、「FXTF」の、Web版MT4「FXTF MT4ウェブトレーダー」というのもあります。
ブラウザで利用できるため利用環境を選ばず、もちろん「Mac」でも利用可能。
インストール版に比べて機能が制限されており、EA(自動売買)の利用不可ですが、MT4の操作性と標準搭載された数々のインジケーターで、MT4ならではのマニュアル取引ができます。
うちではParallels Desktopを使っています
Parallels Desktopとは
Mac OS上で仮想環境を構築することができるソフトウェア。
Mac上からWindowsのアプリをシームレスに操作できるようになります。
こんな感じで使えます
実際にどんな感じで使えるのかというと。
Windowsデスクトップ画面で使う
Mac上でWindowsのデスクトップ画面を開いて利用することができます。
Macのアプリのように使う
Windowsのデスクトップ画面を開かなくても、まるでMacのアプリのように利用することもできます。
Dockに配置した、WindowsにインストールしたMT4。
これをクリックすると、MacのアプリのようにMT4が開きます。
Windows環境を意識しなくてもいいので、想像を絶する使い勝手の良さです。
FX自動売買にはVPSを借りる方が安心
Parallels DesktopでMT4を動かす場合、当然ながら、Macを停止するとMT4も止まります。
24時間稼働する自動売買を動かす場合は、Macも24時間動かしておく必要があります。
しかし、Macはサーバーのように24時間稼働を想定した作りになっていないため、筐体が熱くなったり動作が不安定になったりという不安があります。また、停電やトラブルによる停止、電気代もバカになりません。
そのため、MT4を使って24時間365日動かしっぱなしのFX自動売買をする場合には、VPSを借りることを強くお勧めします。