FXのトレードにはさまざまな手法があります。
ここでは、主なFXトレード手法とその特徴について紹介します。
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主なFXトレード手法
短期トレード
FXはレバレッジを掛けることができるので、少しの値動きでも利益を得ることができます。
そのためFXでは、短期間に売買する短期トレードが主流となっています。
短期トレードの中でも、1回のトレードに掛ける時間によって次のように分類されます。
スキャルピング
数秒〜数分の短時間に数pipsの為替の変動を狙う手法を「スキャルピング」と呼びます。
少ない利益を目指すため、スプレッドの狭いユーロ/ドル、ドル/円、ユーロ/円、または値動きの大きいポンド/円の通貨ペアなどでトレードするのが一般的です。
デイトレード
1回の取引に掛ける時間は数分〜1時間程度で、長くても当日中にポジションを決済する手法を「デイトレード(デイトレ)」と呼びます。
スイングトレード
1回の取引が数日〜数週間と比較的長めにポジションを持つ手法を「スイングトレード」と呼びます。
トレンドが出やすい通貨ペアが向いており、流動性が高いメジャー通貨でトレードするのが一般的です。
ポジショントレード(長期取引)
数週間〜数ヶ月、または数年にわたって長期的にポジションを保有する手法を「ポジショントレード」と呼びます。
比較的大きなトレンドで利益を狙うため、テクニカル分析だけでなく、ファンダメンタルズ分析も重要になります。
また、為替差益だけでなく、長期保有によるスワップ金利も利益にすることができます。
ちなみに、外貨の積立投資をする場合にも、外貨預金でなくFXを利用すると、コストメリットが高くてオススメです。
半裁量トレード
自分の判断ですべて行う裁量トレード(手動取引)と、システムによる自動取引、これらを組合せて行うトレード手法を「半裁量トレード」と呼びます。
MT4というトレードツールを使うことで、次のようなトレードを行うことが可能になります。
- 注文/決済のタイミングをシステムが通知し(自動)、それに参考に手動取引する(裁量)
- 注文は自分の判断で手動で行い(裁量)、決済はシステムが自動的に行う(自動)
自動売買(システムトレード)
自動売買(システムトレード)とは、相場を判断して自動的にFX取引を行ってくれる「プログラム」を用いた取引スタイルです。
世界中のプロのトレーダーが考案した取引ロジックを誰でも利用することができ、仕事中でも寝ている間もチャンスを逃さず、24時間トレードを行うことが可能になります。
最近では、無料で利用できる自動売買サービスも多くあり、わかりやすい操作画面から初心者にも人気です。
トラリピ(トラップ・リピート・イフダン)
自動売買の一種ですが、マネースクエアの「トラリピ(トラップ・リピート・イフダン)」も、FXトレード手法の1つです。
狙った値幅の中にイフダン注文を複数仕掛け、相場が動くと次々と注文が約定、それが繰り返される仕組みです。
どちらかと言うと、資産運用に近いFXトレード手法になります。
私も、高金利通貨のトルコリラ/円で運用しているので、トラリピ設定や実際の運用成績など参考にしてみて下さい。