Alnilam/ORION FX〜EAの特徴と現在の設定・運用成績〜

本番口座で稼働中の「Alnilam/ORION FX」について、EAの特徴を紹介します。

現在の運用成績・運用環境・EAのパラメータ設定も公開しています。

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「Alnilam/ORION FX」の運用成績とEA設定

EAの概要

  • EA名称:Alnilam/ORION FX
  • システムの戦略:スキャルピング
  • 対応通貨ペア: CHF/JPY(5分足)

ライブ口座での運用成績

2013年11月18日〜2014年6月18日まで稼働。現在停止中。

運用していた期間の、ライブ口座での運用成績です。

Alnilam/ORION FXの運用成績

現在の運用環境とパラメータ設定

運用環境

ブローカー レバレッジ 運用資金 EAのVer.
Pepperstone EDGE Razor 400倍 30万円 Ver 1.0

パラメータ

パラメータ 標準 設定値 説明
JpyMode false true 円口座
EcnMode true true ECNブローカー
MondayMode false true 月曜朝は稼働しない
FridayMode false true 土曜深夜は稼働しない
CanBuy true true 買い注文の取引をする
LotsSize_Buy 0.1 0.1 買い注文の取引ロット数
CanSell true true 売り注文の取引をする
LotsSize_Sell 0.1 0.1 売り注文の取引ロット数
その他パラメータ 標準値

「Alnilam/ORION FX」の特徴

システムの説明(公式ページより抜粋)

CHF/JPYのスキャルピング専用システムです。

スキャルピング+最大5回までのナンピンが安定した大きな利益を生み出します。

  • CHF/JPY専用のスキャルピングEAです。
  • 買いと売りの両方でエントリーします。
  • 最大5ポジションまで建てます。(非マーチンゲール)
  • NY正午から東京オープンまでトレードします。
  • トレードは長くとも半日で終了します。
  • TPは40もしくは46pips、SLは35もしくは56pips
  • 指標バスター対応システムです。

スキャルピング+最大5回のナンピンで安定した利益

Alnilamのロジック

このEAは、スキャルピングをベースに、適度なナンピン(最大5回、非マーチンゲール)を加えることで、安定した利益を生み出すロジック。

ORION FXが得意とするロジックのようで、私も以前利用していた「Orion FX M78」も同様の戦略でした。

スキャルピングの弱点を克服

スキャルピングシステム最大の弱点は、急な相場に対応できないこと。

Alnilamには「SafetyMode」や「TotalPipsForCloseout」などの独自機能が実装されており、相場の急変時には強いフィルタリング機能がその効果を発揮しリスクを抑えます。

指標バスターにより重要指標発表時には自動停止

ORION FXは、重要指標発表スケジュールと連動してEAを自動停止する「指標バスター2012betaあなたの大事な口座資産をお守りいたします。 | GogoJungle」を無料提供されています。

指標バスター

指標バスターをPCにインストールしておくことで、次の★5重要指標発表時間◯◯時間前に、指定したシステムもしくは通貨ペアを停止させることができます。

  • RBA・政策金利発表
  • FOMC議事録公表
  • ECB・政策金利発表
  • 非農業部門雇用者数
  • 民間部門雇用者数
  • FOMC・政策金利発表
  • 日銀・政策金利発表
  • Q1GDP

ちなみに、このEAはもちろんのこと、人気開発者ラッコさんのEA「Forex White Bear V3」も指標バスターに対応しています。

指標バスターを利用する/しないは選べますが、このEAを稼働させるには、指標バスターのインストールが必要です。

フォワードテストによる運用成績

EAの運用成績は、パラメータの調整で何とでもなるバックテストを見ても、いまいち信用できません。

大切なのは、実際に稼働させた後の運用成績(フォワードテスト)を見ること。

このEAのフォワードテストは、fx-onの販売ページに掲載されており、2012年11月頃からの稼働で見事な右肩上がりを示しています。

Alnilamフォワードテスト

上記フォワードテストの稼働環境は、運用口座「Pepperstone EDGE Razor」、指標バスターの使用なし。とのこと。

エントリー・クローズの様子

2013年11月27日〜11月28日のデータです。

Alnilamエントリー・クローズの様子

相場が怪しい時にはピタッと静観しているので、安心して見ていられます。

エントリー精度も高く、適度なナンピンがうまく機能して安定性を高めている印象です。

⇛ このEAの過去記事