本番口座で稼働中の「Angel Heart USDJPY」について、EAの特徴を紹介します。
現在の運用成績・運用環境・EAのパラメータ設定も公開しています。
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「Angel Heart USDJPY」の運用成績とEA設定
EAの概要
- EA名称:Angel Heart USDJPY
- システムの戦略:デイトレード・スキャルピング
- 対応通貨ペア: USD/JPY(15分足)
本番口座での運用成績
運用していた期間の、ライブ口座での運用成績です。
FX業者 | 月間利益率 | 通算利益率 | 通算利益 | 運用期間 |
---|---|---|---|---|
FXTF(1000通貨コース) | – | -9.37% | -18,735円 | 2019年5月13日 〜2019年7月12日 |
OANDA JAPAN(東京サーバ) | – | -11.62% | -23,240円 | 2019年5月13日 〜2019年7月12日 |
OANDA JAPAN(プロコース) | – | +3.19% | +6,079円 | 2017年8月23日 〜2018年8月24日 |
現在の運用環境とパラメータ設定
運用環境
複数のFX業者で並行稼働しています。
FX業者 | 運用資金 (レバレッジ25倍) |
MT4運用環境(VPS) | EAのバージョン |
---|---|---|---|
FXTF (1000通貨コース) |
20万円 | お名前.com デスクトップクラウド for MT4 | 13 |
OANDA JAPAN (東京サーバ) |
20万円 |
パラメータ
パラメータ | 標準 | 設定値 | 説明 |
---|---|---|---|
Main_Lots | 0.1 | 0.1 | 基本エントリーの取引ロット数 |
Tettai_Lots | 0.01 | 0.01 | 撤退モード時のエントリーロット数 |
StopLoss1 | 100 | 100 | 基本エントリーのストップロス値 |
TakeProfit1 | 30 | 30 | 基本エントリーのテイクプロフィット値 |
TakeProfit1P | 30 | 30 | ポジション1つ保有時に設定Pips利益が出ると決済 |
TakeProfit2P | 40 | 40 | ポジション2つ保有時に設定Pips利益が出ると決済 |
TakeProfit3P | 50 | 50 | ポジション3つ保有時に設定Pips利益が出ると決済 |
TrailingStopMode | true | true | トレーリングストップの有効無効 |
TrailingStopPoint | 10 | 10 | トレーリングストップの固定幅 |
TrailingStop_1P | 20 | 20 | ポジション1つ保有時に設定した利益が発生するとトレーリングストップ機能が発動 |
TrailingStop_2P | 30 | 30 | ポジション2つ保有時に設定した利益が発生するとトレーリングストップ機能が発動 |
TrailingStop_3P | 40 | 40 | ポジション3つ保有時に設定した利益が発生するとトレーリングストップ機能が発動 |
Slippage | 50 | 50 | 設定Pips以上のズレで発注見送り |
Max_Spread | 50 | 50 | 設定Pips以上のスプレッドが開いたら発注見送り |
TettaiTime | 12 | 12 | 撤退モードに突入する時間 |
MM | false | false | 複利モード |
TradeEnd | 22:30 | 22:30 | 週末取引停止時間 |
ExitTime | 22:50 | 22:50 | 週末決済を行う時間 |
Logic_A | true | true | 子ポジションの発生の有無 |
Logic_B | true | true | |
LogicExit | true | true | 内部ロジック決済の有効 |
TettaiSterlth | false | true | 撤退モードのお知らせポジション有無 |
その他パラメータ | – | 標準値 | – |
「Angel Heart USDJPY」の特徴
システムの説明(公式ページより抜粋)
米ドル円専用のデイトレード・スキャルピングEA。
エリオット波動論に基づき、トレンド発生からの第3波を狙ってトレードを行います。
押し目でエントリーするタイプのEAは調整が入った途端に敗けることが多々ありますが、このEAでは修正波ではエントリーしないよう工夫されているため、調整時にドカンと敗ける可能性も小さく抑えられています。
また、雇用統計などの大きく相場が変化するときも、このEAでは第1波と認識するためにエントリーすることはありません。そのため、指標発表時などに稼働を止める必要もありません。
- テイクプロフィット:30pips
- 最大ストップロス:100pips
- ナンピン・マーチンゲール:なし
- 最大ポジション数:4
エリオット波動論の第3波を狙うトレード
エリオット波動論は、相場は法則に則って同じパターンを繰り返して動いているという理論で、次のような動きになります。
- 第1波:最初の上げ
- 第2波:第1波で買ったトレーダーが利食いし、割安になったところで再び買われる
- 第3波:一番長く強い波動
- 第4波:第2波と同じように利食い
- 第5波:一般大衆が遅れて買い。最も割高
- a〜c波:プロトレーダーが第5波のタイミングで売り買い、本格的な調整入り
このEAで狙うのは、最もトレンドが強く発生する第3波。
a〜c波のような修正波ではエントリーしないため、調整時に敗ける可能性も小さい。また、雇用統計などの大きく相場が変化する時は、第1波と認識するためエントリーは発生しない。そのため、適時稼働を止める必要もなく、放ったらかし運用でも問題ないロジックとなっています。
撤退モードで損失を最小限に抑える
このEAで使うエリオット波動は高勝率ですが、いつもうまくいくとは限りません。
そういった場合には、できるだけ損失を抑えて損切りし、次のエントリーに備える仕組みが搭載されています。
撤退モードと呼ばれるその仕組は、ある一定時間が経つと発動するエントリーがあり、そのエントリー発動後は撤退モードとなり最適な場所で決済が行われるようになっています。
エントリー・クローズの様子
2017年9月のデータです。
コツコツドカンが続き不調な時期でしたが…
動きとしては、第3波でエントリーして、ダメなら12時間で撤退モードに入って最適タイミングで決済という動きです。
エントリー回数も多く、月に20回ほど(1回に複数ポジション)トレードを行っています。