ライブ口座で稼働中の「沙耶とり物語2」について、現在の運用成績とEA設定です。
「沙耶とり物語2」の運用成績とEA設定
EAの概要
- EA名称:沙耶とり物語2
- システムの戦略:スイング
- 取引通貨:AUDJPY、CADJPY、EURJPY、GBPJPY、EURUSD、AUDUSD、GBPUSD
ライブ口座での運用成績
2012年6月26日〜2012年12月7日まで稼働。口座破綻しました。。
参考記事 ⇛ 「沙耶とり物語2」運用停止。今年の利益トんじゃった(´;ω;`)ブワ
運用していた期間の、ライブ口座での運用成績です。
現在の運用環境とパラメータ設定
運用環境
ブローカー | レバレッジ | 運用資金 | EAのVer. |
---|---|---|---|
FXDD | 500倍 | $9,000 | v69 |
パラメータ
パラメータ | 標準 | 設定値 | 説明 |
---|---|---|---|
Lots | 0.01 | 0.02 | 初期エントリーのロット数 |
Profit_Soneki | 25 | 25 | 決済の利益 |
Soneki_Bairitsu | 10 | 10 | 1万通貨のLot数を1とする掛数 |
AUDJPY_CADJPY_0 | true | false | 通貨グループの取り扱い |
EURJPY_AUDJPY_1 | true | false | 通貨グループの取り扱い |
EURJPY_CADJPY_2 | true | false | 通貨グループの取り扱い |
EURJPY_GBPJPY_3 | true | true | 通貨グループの取り扱い |
GBPJPY_AUDJPY_4 | true | false | 通貨グループの取り扱い |
GBPJPY_CADJPY_5 | true | false | 通貨グループの取り扱い |
EURUSD_AUDUSD_6 | true | false | 通貨グループの取り扱い |
EURUSD_GBPUSD_7 | true | false | 通貨グループの取り扱い |
「沙耶とり物語2」の特徴
システムの説明(公式ページより抜粋)
このEAのコンセプトは、リスクを極限まで減らす「さや」とりを実践する事です。
「サヤ」とりは証券や先物取引では常套手段となっています。また、FXでも多くの方々が手法を公開し、実施しています。
「沙耶とり物語」は一般的「サヤ」とりをFX実践者向けに改良し、ローリスク&ハイリターンを現実のものとすべく開発されました。
- 順張り方向であれば、単独通貨でも売買を行います。
- 2通貨の開きで売買を行います。
- 決済は約15pipsで決済を行います。
- 決済は個別で行う他に、全体で一定のプラスとなれば、全明細を一括決済します。
相関関係にある通貨ペアをグループとする
下図のように、相関関係にある通貨ペアをグループとして扱う。
通貨ペアのグループは、下記8グループ。(パラメータで各グループを外すこともできる)
- AUDJPY:CADJPY
- EURJPY:AUDJPY
- EURJPY:CADJPY
- EURJPY:GBPJPY
- GBPJPY:AUDJPY
- GBPJPY:CADJPY
- EURUSD:AUDUSD
- EURUSD:GBPUSD
抱えているポジションは、コメントを見ると、どのグループのモノか分かります。
2通貨の開きで売買を行う「サヤ取り」
「サヤ取り」とは、価格差を利用して「利鞘を稼ぐ」ことです。
FXの場合だと、例えば、相関関係のあるAUD/JPYとCAD/JPYで、片方をロング、もう片方をショートすると、両者の合計はAUD/CADを売買しているのと同じになります。
しかし、為替は常に動いているため、片方が買われすぎ(売られすぎ)の状態になった場合は、合計値は同じでも両者の値は乖離します。
この状態(さやの開いた状態)で利の乗った方を決済し、さやが閉じてからもう片方を決済すれば益が得られる。というのが、FXのサヤ取りです。
1通貨の取引も行う
このEAの基本ロジックは「2通貨のサヤ取り」ですが、条件によっては1通貨の取り引きも行われます。
1通貨から開始して2通貨の取引へ移行する場合もあれば、順張り方向であれば1通貨でも決済します。
全体でプラスになれば一括決済
決済は個別で行う他に、グループや全体で一定のプラスになれば一括決済されます。
ゲンさんのサヤ取り系シリーズのEAの違いと比較
このEAの開発者ゲンさんから、複数通貨の組み合わせを駆使した、サヤ取り・ピラミッディング系ロジックのEAがいくつか販売されています。
それぞれの違いと運用成績の比較をこちらのページに纏めていますので、参考にどうぞ。