MultiLogicShot_EA〜EAの特徴と現在の設定・運用成績〜

MT4 EA「MultiLogicShot_EA」

本番口座で稼働中の「MultiLogicShot_EA」について、EAの特徴を紹介します。

現在の運用成績・運用環境・EAのパラメータ設定も公開しています。

[toc]

「MultiLogicShot_EA」の運用成績とEA設定

EAの概要

  • EA名称:MultiLogicShot_EA
  • システムの戦略:デイトレード
  • 対応通貨ペア: USD/JPY・GBP/USD・EUR/USD(5分足)

本番口座での運用成績

MEMO
2018年10月15日〜2018年12月21日まで稼働。現在停止中。

運用していた期間の、ライブ口座での運用成績です。

MultiLogicShot_EA - OANDA JAPANでの運用成績

現在の運用環境とパラメータ設定

運用環境

FX業者 アカウント種類 レバレッジ 運用資金
OANDA JAPAN プロコース 25倍 20万円

MT4運用環境(VPS) VPS設置場所(日本/アメリカ) EAのバージョン
お名前.com デスクトップクラウド for FX アメリカ 1.11

パラメータ

USD/JPY・GBP/USD・EUR/USD共に、基本パラメータ設定は同じにしています。

MEMO
2018/12/11:勝率が悪いGBPUSDを一時的に運用休止しました。
パラメータ 標準 設定値 説明
LotsBuy 0.1 0.02(USDJPY)
0.01(EURUSD)
買いエントリーのロット数
LotsSell 0.1 0.02(USDJPY)
0.01(EURUSD)
売りエントリーのロット数
Slippage 5.0 5.0 許容するスリッページ(Pips)
Spread 3.0 3.0 許容するスプレッド(Pips)
TP 10 10 利確幅(Pips)
SL 65 65
Trail 10 10 トレールストップの設定幅(Pips)
ExitTime 23:50 23:50 週末決済を行う時刻
ChangeEntryTime false false エントリー時刻の変更の有無
SPMode1/2/3 false false ストップモード起動有無
SPModeWeek false false ストップモード(曜日対応)起動有無
その他パラメータ 標準値

「MultiLogicShot_EA」の特徴

システムの説明(公式ページより抜粋)

高勝率のエントリー・決済ロジックを複数設定しながら、いかに一方のロジックが負けた時に他のロジックでカバーできるか、いかに安定した利益を確保しつつ大きなチャンスを逃さず狙えるか、という考えのもとで作成されたEAです。

USD/JPY、EUR/USD、GBP/USDの3通貨に対応しており、複数通貨に分散投資することで収益が安定しやすく、リスク軽減も図られています。

尚、基本的なロジックは全通貨において共通ですが、各通貨の値動き等の特徴に合わせて内部パラメータ(エントリーや決済の判定に用いるインジケータ)は設定されています。

高勝率の安定トレード

販売サイトの「GogoJungle」で実際に稼働させているフォワードテストの結果(OANDA JAPANデモ口座)を見てみると、次のようになっています。

MultiLogicShot_EAフォワードテスト結果

これは、フォワードテスト全期間(2017年12月5日〜2018年10月13日)の運用成績ですが、注目はその勝率。

「93.53%」という高勝率も凄いのですが、さらに驚くのはその分母となっている「376/402」という数字。

トレード回数が数十回程度であればマグレとも考えられるのですが、このEAではすでに402回もトレードして、この勝率を維持しているという訳です。

3種類の決済ロジック

MultiLogicShot_EAには、1回のエントリーにつき、異なる3パターンの決済ロジックが実装されています。

早めの決済ロジックでは相場の状況を踏まえて最低限の利益を確保しつつ、遅めの決済ロジックでは大きな利益を狙う、といったトレードが行われます。

そのため、1回のエントリーの取引ロットは、パラメータで設定したロット数「Lots」×3となります。(設定ロット数を0.1とした場合、0.3ロットでエントリーして0.1ロットずつ分割決済するロジック。)

また、USD/JPY、EUR/USD、GBP/USDの3通貨全てで稼働させる場合は、さらに×3となるため、ロット数の設定値には要注意。

複数通貨ペアで稼働させる場合もライセンスは1つでOK

USD/JPY、EUR/USD、GBP/USDと、3通貨ペアに対応しているこのEA。

3通貨ペアで動かす場合は、1つのMT4口座内で各通貨ペアのチャートを開いて、それぞれのチャートでEAをセットすることで運用します。

複数チャートでEA稼働するがライセンスは1つでOK

このように、同じ口座内で動かすのであれば、複数の通貨ペアで稼働させてもEAのライセンスは1つでOKです。

ちなみに、MultiLogicShot_EAの別通貨(EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/USD)バージョンのEA「MultiLogicShot_T2」もあります。

こちらも負けず劣らずの運用成績を上げており、両EAを動かしてさらなる分散投資とすることで、収益の安定化&リスク軽減に。

エントリー・クローズの様子

2018年11月12日〜12月14日のデータです。

USD/JPYのトレード。トレード数も多く、勝率なんと100%。

MultiLogicShot_EAのエントリー・クローズの様子(USDJPY)

GBP/USDのトレード。ドカンと負け多い。

MultiLogicShot_EAのエントリー・クローズの様子(GBPUSD)

EUR/USDのトレード。トレード数、勝率共にそこそこ。

MultiLogicShot_EAのエントリー・クローズの様子(EURUSD)

USD/JPY・GBP/USD・EUR/USDと3通貨とも、エントリーはパラメータ設定値の取引ロット数×3、3種の取引ロジックが分割して決済するのが分かります。

通貨ペアごとにトレード数・勝率は大きく異なり、この期間の結果は次の通り。

  • USD/JPY:26勝0敗、取得Pips +190.6
  • GBP/USD:3勝4敗、取得Pips -164.1
  • EUR/USD:8勝2敗、取得Pips +21.4

運用する通貨ペアは、相場状況に応じて選択した方がいいかと思います。

⇛ このEAの過去記事