経済指標カレンダー

為替相場が大きく動く重要経済指標

為替相場には数多くの注目材料があります。

中でも「経済指標の発表」は、発表時間も決まっており、内容によって為替相場を大きく動かします。

ここでは、特に重要な経済指標の特徴を紹介します。

たくさんある経済指標の発表

FX業者のWEBサイトや、当ブログの「経済指標発表カレンダー」を見ると、主要国が発表する経済指標がズラリと並んでいます。

経済指標カレンダー

数が多すぎてどれを見ていいのかわからなくなりますが、特に注意しなければいけない経済指標は限られています。

国別では、米国の経済指標を筆頭に、EU加盟国のイギリス、ドイツのほかオーストラリアなどで発表される経済指標の注目度が高くなっています。

特に重要な経済指標発表

中でも最低限抑えておきたいものとして、米国の重要な経済指標をいくつか紹介します。

雇用統計

発表日 発表機関
毎月第1金曜日 労働省労働統計局(BLS)

為替相場だけでなく金融市場の毎月恒例ビッグイベント。

10数項目から成る「雇用統計」の中で、特に注目すべきは「非農業部門雇用者数」と「失業率」。事前予想と結果に大きなズレが生じるサプライズが多く、発表日の為替市場はお祭り状態になります。

発表後、一瞬にして100Pips以上動くこともあるので、ポジションを持っている場合は注意が必要です。また、自動売買プログラムなども運用停止しておいた方が無難。

FOMC(連邦公開市場委員会)

発表日 発表機関
6週毎の火・水曜日 FOMC(連邦公開市場委員会)

FOMC(連邦公開市場委員会)は、FRB(連邦準備制度理事会)が開催する、金融政策を決定する会合。

終了後に政策金利が発表され、金利の変動幅が予想と異なる結果の場合、相場が大きく動きます。

ちなみに、FOMCの前後には、FOMCで議論される地区連銀経済報告「ベージュブック」、FOMCの議論内容を公表する「FOMC議事録」があり、次のような流れになります。

  1. FOMCの2週間前にベージュブック公表
  2. FOMCで政策金利決定
  3. 3週間後にFOMC議事録の公開

GDP速報値

発表日 発表機関
1・4・7・10月下旬 商務省経済分析局(BEA)

米国内で新たに生産された財やサービスの付加価値の総額。

経済成長や景気動向を総合的に判断でき、中長期的な景気動向がつかみやすい指標です。

四半期毎に集計された「速報値」の翌月に「改定値」、翌々月に「確報値」が公表されます。中でもサブライズが出やすく、大きな相場変動が起こりやすいのは最初に発表される「速報値」です。

小売売上高

発表日 発表機関
毎月中旬 商務省センサス局

小売業における売上に関する指標。

個人消費支出の動向をみるために使われ、景気回復の先行指標となります。

米国GDPの6〜7割を占める個人消費の全体トレンドを把握するために重要視され、大きな注目を集めます。