FX初心者はコレ必読「低リスクでカンタンなFXトレード演習帳」

FXで資産運用を始めるにあたり、FX投資の基礎を固めるのに参考になった本を紹介しておきます。

FXトレード演習帳

いろいろな入門書を読んでFXをやってたんだけど、どうもうまくいかない。

  • ファンダメンタルズ分析なんて全然当たらない
  • テクニカル指標が多すぎて、結局どれを使っていいかわからない
  • 挙句の果てには、感情に左右されて損大利小

このままではダメだと思ってた時に読んだ本がコレです。

FX投資の基礎を固めるのに参考になったので、簡単に内容を紹介します。

ルールを持たないで儲けられる人は全体の3%未満

着実に利益を積み上げるためには、ルール作りが最も重要なポイントとして挙げられています。

売買の根拠や判断基準がなければ利益はあがらない

例えば、ロスカットはどこに設けていますか?

私の場合は、買い値から1円下がったらなど、私自身の都合でロスカットを設けていました。

でも、そんなロスカットは無意味と著者はバッサリ。

相場は集団心理によって動いているので、その動きの可能性が高いポイントをロスカットに設定する。

例えば、直近の最安値/最高値など。そして、その損失が許容できるだけの取引量でエントリーする。

当たり前と思われるかもしれませんが、初心者の私にとっては目から鱗でした。

日々の取引記録は絶対必要

FXの口座画面で取引履歴は確認できるじゃないか、と思われるかもしれませんが、自分の手で記録をつけることが大事。

それによって、想定した通りのトレードが行われているか?問題はないか?を日々確認することで、より良いルールになっていく、というものです。

確かに私も過去の取引結果をその先に活かすことができていないと実感していたので、本書を参考に取引記録シートを作成しました。

クリックで拡大しますので、参考にどうぞ。※記載データはサンプル

FX取引記録シート(サンプル)

他にも、ルール作りのポイントが纏められており、大変参考になりました。

ルール作りに必要なテクニカル指標はたった3つで十分

FX入門書を読んでると、さまざまなテクニカル指標が紹介されていたのですが、実際にトレードする時には、こんな指標あったなぁと覚えてたくらいで、実践で活用できていませんでした。

本書では、利益をあげるためは「指標を知ること」ではなく「指標の使い方を知ること」とし、移動平均線、MACD、RSIの3つを取り上げ、それぞれの本質と使い方を説明しています。

これまでは、意味を理解せずに使っていたこれらの指標が、ようやく使えるようになった気がします。

トレードルールのサンプルも掲載

本書で紹介されているテクニカル指標を使った、即実践に使えるトレードルールのサンプルも掲載されています。

まずは、これをそのまま実践して、取引履歴を記録・確認することで、一歩ずつ経験を積んでいこうと思います。

さいごに

今の私にはバイブル的存在の本書。

初心者にはもちろんのこと、テクニカル指標を勉強しすぎてドツボにハマッてしまった中級者が初心に還るのにも良いかもしれません。