くるくるワイドを参考にトラリピ運用を再検討してみた

チラホラ見かけて気になっていたFX手法「くるくるワイド」。

その手法を編み出した、「魚屋」さんのブログを読んでみたのですが、はっきり言ってよくわからん。なんとなく有効な手法だな、ということは感じました。

くるくるワイドとは?(私なりのざっくりとした理解)

よくわからんと言いながらも、私なりの理解としては、

「くるくるワイド」とは、スワップ運用+逆方向へのトラリピを合わせる手法。

特徴

  1. ガッツリめに立てたスワップポジションのスワップ金利
  2. プラス方向に動けば、スワップポジションの含み益+トラップの含み損
  3. マイナス方向に動けば、スワップポジションの含み損+トラップの利益
  4. 相場が揉み合えば、トラップの利益がより増える

2,3で上下どっちに動いても相殺されるので、スワップ金利分がプラスになる。

運用方法

  • プラス方向に動けば、スワップポジションの含み益でトラップ追加して複利
  • マイナス方向に動けば、トラップの確定益でスワップポジション追加して複利
  • ポジション量は適時調整

だと思ってるんだけど、あってる?

まぁ、魚屋さんブログを継続して購読して、きちんと理解を深めていくつもりだけど、大きな誤解があれば教えて下さい。

参考記事

くるくるワイドに興味ある方は、コチラのブログを参考にどうぞ。

⇛ 美味しいスワップの受け取り方

また、こちらのブログは手法を理解しようとされているもので、絵が豊富なのでイメージが湧きやすいです。

⇛ くるくるワイドおべんきょうシリーズ一覧&ご注意

追記:書籍も出ました

魚屋さん、くるくるワイドの手法をまとめた本を出されていました。

くるくるワイドの運用検討

基軸となるスワップポジションはスワップの高い豪ドル、逆方向トラップは相関性が高くスワップの低いもので以下を候補に考えました。

スワップポジションにAUD/JPYのロング

AUD/JPYロング:スワップポイント 80

逆方向トラップ候補は、

通貨ペア 相関性 スワップポイント 相殺スワップポイント
CAD/JPYショート 強い -50 30
EUR/JPYショート 強い -40 40

スワップポジションにEUR/AUDのショート

EUR/AUDショート:スワップポイント 130

逆方向トラップ候補は、

通貨ペア 相関性 スワップポイント 相殺スワップポイント
EUR/CADロング 強い -60 70
EUR/USDロング ぼちぼち 0 130

で、選んだ組み合わせは

AUD/JPYを中心にしたかったんだけど、逆方向トラップのスワップを考えるとあまり旨みがなさそうだったので、EUR/AUDをスワップポジションにしました。

それに組み合わせる逆方向トラップは、スワップを考えるとEUR/USDにしたいところですが、この手法は相関性の高さがポイントだと思ったので、EUR/CADで。

で、今トラリピEAを2つの口座で稼働させてるんだけど、資金管理面を考慮して、1つをトラリピ口座、もう1つをくるくるワイド口座にしました。

くるくるワイド口座

逆方向トラップには既存のトラリピEAを利用します。

運用環境

  • EA:TRIFD2(販売中止)
  • ブローカー:FOREX.com

ポジション、トラップ設定

  • EUR/AUD スワップポジション
    • 売り 1万通貨
  • EUR/CAD 逆方向トラップ
    • 買い 1.2000~1.4000 トラップ幅50pips 利確幅50pips 1000通貨 41本

スワップポジション、逆方向トラップ共に、複利を目指して追加していく予定です。

あまり深く考えた数字ではありませんが、まぁ、とりあえずやってみて、様子見ながら調整していこうかと。